建設業
西区

庭と植物で贅沢な時間を届けるプロフェッショナル「株式会社GLUX」を訪ねてみた。

庭と植物で贅沢な時間を届けるプロフェッショナル「株式会社GLUX」を訪ねてみた。
JESSE <small>ジェシー</small>
JESSE ジェシー
お庭が綺麗になったからルンルンだー!
MEI <small>メイ</small>
MEI メイ
素敵じゃない!何を植えたの?
JESSE <small>ジェシー</small>
JESSE ジェシー
まずは三尺バナナの木でしょ!それにレッドバナナの木!あとモンキーバナナの木も!!
MEI <small>メイ</small>
MEI メイ
・・・庭じゃなくて、ただのバナナ園なのよ・・・
この記事は約4分で読めます。
名古屋市西区で庭づくりや観葉植物の販売を手掛ける「株式会社GLUX(ジーラックス)」をご存知だろうか。
今回は代表取締役の武藤 遼(むとう りょう)さん に、独立のきっかけや庭づくりへのこだわり、未来への展望についてお話を伺った。
今回のツムギポイント
  • 社名に込められた想い
  • 大手営業職から造園業界へ
  • すべてを経験したからこそ見える“庭づくり”の本質
  • 観葉植物で広がる未来のビジョン
  • 世界に届ける“自分だけの庭”
  • 座右の銘は『継続は力なり』

①社名に込められた想い

 

「『GLUX(ジーラックス)』という名前は、Garden()とLuxe(フランス語で自分だけの贅沢の意味)を掛け合わせた造語なんです。庭を贅沢に楽しむという意味を持たせたかったんですよね。」

 

単に庭を造るだけではなく、庭で過ごす時間そのものが贅沢で特別なものになるようにという願いが込められている。

 

庭って、その人のライフスタイルが映し出される場所だと思うんです。だからこそ、お客様それぞれに合った贅沢な庭を提案したい。そんな想いで『GLUX』という名前を付けました。」

 

アウトドア気分で庭で食事をしたり、ガーデニングなどを行い景観を楽しんだり、と庭には様々な役割がある。そんな庭が自分の理想とするスタイルだったのなら、それだけで心は満たされるかもしれない。

 

 

②大手営業職から造園業界へ

 

武藤社長は、意外なキャリアのスタートを振り返る。

 

「実は、最初は造園業界とは無縁だったんです。大学卒業後は大手住宅設備メーカーで営業職をしていました。営業職は本当にいい経験でした。でも、どうしても自分の手で何かを作りたいという気持ちが強くて。」

 

営業職で培ったコミュニケーション力やプレゼン力は起業に繋がった確かな武器となっていると、武藤社長は語る。

 

「ご縁があって造園資材の企業に転職しました。そこで造園の仕事と出会ったんです。大きなイベントの植栽に関わることもあって、イベントに訪れるお客様がすごく感動している様子を見て、何かを1から作り上げる仕事って本当に魅力的だと改めて実感しましたね。」

 

その後も造園関係の企業で、幅広い経験を積み、起業への道が開かれていった。

 

「営業だけじゃなくて、設計、施工まで経験しました。僕にとってはその経験がすごく大きかったですね。視野がすごく広がりました。いずれは自分の会社を作りたいな、と考えていたので、今だ!と確信しました。」

 

長年、起業することを夢見ていた武藤社長。造園の仕事との出会いはこの時のため、必然の出来事だったのかもしれない。

 

③すべてを経験したからこそ見える“庭づくり”の本質

 

武藤社長は、庭づくりにおけるトータルプロデュースにこだわっている。

 

GLUXの強みは、設計から施工、植栽管理まで、すべてを自社で一貫してできることですね。通常は、設計と施工が別の会社だったりすることが多いんです。でも、それだとお客様の要望が細部まで反映されにくいんですよね。僕の場合、現場経験があるからこそ、設計の段階でどんな植栽が適しているか”、“施工時のリスクは何かが分かるんです。」

 

どこまでいってもお客様ファーストの気持ちは変わらない。お客様のことを一番に考え、お客様の叶えたいを一緒に作り出すのだ。

 

 

④観葉植物で広がる未来のビジョン

 

「今は、新築の外構工事が多いんですが、今後は、観葉植物の販売にも力を入れたいと考えています。」

 

武藤社長は、新たな挑戦にも意欲的だ。

 

「僕は庭をもっと身近に感じて欲しいと思っています。庭がないお家でも気軽に緑を感じるには観葉植物が一番いいんじゃないかなって思って。選択肢の一つとして、お客様に提案していきたいと考えています。」

 

庭を持たないお客様にもGLUXを届けるため、武藤社長は様々な事業拡大を構想しているのだ。

 

⑤世界に届ける“自分だけの庭”

 

武藤社長の夢は、GLUXの庭づくりを世界に届けることだ。

 

「将来的には、海外にも進出したいですね。日本人の感性豊かな感覚って日本人が本来持っているものだと思うんです。例えば、森の中に行くと、落ち着くな、素敵だなって感じる感覚は、庭の中でも表現できるものだと思っています。」

 

日本人ならではの感覚を大切にした庭づくりを突き詰めていきたい、と武藤社長は熱く語る。

 

「日本人特有の感性を強みにして、世界に発信していきたいです。」

 

武藤社長が掲げる「心を満たす贅沢な庭を日常に」というコンセプトは、きっと世界中が求めているだろう。

 

⑥座右の銘は『継続は力なり』

 

最後に武藤社長の座右の銘を伺ってみると、少し考えたあとに、ゆっくりとこう答えた。

 

継続は力なりですね。学生時代ずっとスポーツをしていたんですが、辛いことも辞めたいと思ったことも何回もありました。でも、続けることによって得られたものがすごく大きくて。技術的な部分だけでなく、人間的な成長をすごく感じました。だから、続けることが一番大切だと今でも信じています。」

 

武藤社長が見つめる未来は遥か遠く、大きな目標が掲げられているのだろう。

 

「庭づくりも、一朝一夕でできるものじゃないんですよ。お客様との信頼関係も、植物の成長も、時間をかけて育んでいくものです。どんなに高い目標でも、毎日の積み重ねで、達成できるものだと思っています。」

 

「株式会社GLUX」は、単なる外構造園会社ではない。庭づくりを通じて、贅沢な時間を提供するプロフェッショナル集団だ。武藤社長の庭づくりへの情熱、観葉植物への挑戦、そして海外進出への夢そのすべてが、GLUXの未来を明るく照らしている。

 

「庭は、人生の一部。そこで過ごす時間を、少しでも豊かで贅沢なものにしたい。」

 

武藤社長の想いは、これからもGLUXの庭づくりを通して、多くの人々の心に贅沢なひとときを届け続けるだろう。

 

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