飲食業
一宮市

サービス精神で、笑顔と元気を届ける「モコマルCAFE」を訪ねてみた。

サービス精神で、笑顔と元気を届ける「モコマルCAFE」を訪ねてみた。
JESSE <small>ジェシー</small>
JESSE ジェシー
この前行ったカフェ、コーヒーを頼んだだけなのに、トーストとゆで卵がついてきたんだよ!
MEI <small>メイ</small>
MEI メイ
モーニングは東海地方の文化ね、お店によって特徴があって面白いよね。
JESSE <small>ジェシー</small>
JESSE ジェシー
サイコーな文化だね!もしかして、待ってたらディナーまで出てきたのかな?
MEI <small>メイ</small>
MEI メイ
・・・出ないわよ、というか、いつまで居座るつもりなのよ・・・
この記事は約5分で読めます。
一宮市にある「モコマルCAFE」をご存知だろうか。
愛犬の名を冠したそのカフェは、地域の人たちがふらりと立ち寄り、ママとのお喋りや手作りのサービスを楽しめる、あたたかな場所だ。代表の大河原 奈津美(おおかわら なつみ)さんが、なぜこのカフェを始め、どんな想いで続けているのか。取材を通じて、その真心に触れることができた。
今回のツムギポイント
  • 愛犬の名前が店名に
  • レンタカー事業から始まった喫茶店
  • 圧倒的”サービス精神”
  • 老若男女問わず訪れてもらいたい
  • 広さを武器に有効活用
  • 「笑顔」と「人」が元気の源

①愛犬の名前が店名に

 

2023年11月にオープンしたモコマルCAFE。

 

「店名の由来は、うちの豆柴の”モコちゃん”と”マルくん”から取りました。」

 

大河原さんは、店名の由来をそう教えてくれた。愛犬モコちゃんとマルくんの可愛い姿はInstagramの投稿からも垣間見ることができる。時には駐車場に設置されたゲージの中から、看板犬としてお客様をお迎えすることもあるそうだ。

 

カフェの名前にもなっている愛犬と一緒に作り上げられるモコマルCAFE。大切な家族の存在がお店の空気をより和やかにしているのだろう。

 

②レンタカー事業から始まった喫茶店

 

「元々は主人が始めたキャンピングカーのレンタカー事業の事務所として、この場所を借りたんです。」

 

建物の外観は大河原さんが大好きなブルー、実際にこの建物を訪れた時、事務所として使うだけではもったいないと感じたという。

 

「見てもらうとわかるように、駐車場もそうだし、ここの建物も立派じゃないですか。中も十分な広さがあったので、事務所以外にも活用出来ないかなと考えました。それで、喫茶店を始めることにしたんです。

 

大河原さんは幼稚園の先生としての経験もあり、人と接すること子どもと関わることが好きだったという。

 

「元々、何か自分でやりたいという想いはありました。カフェとか居酒屋、スナックもありかなぁとか考えましたね。とにかく人と関われる仕事がしたかったですね。」

 

当初はレンタカー事業の事務所として契約したこの場所だったが、大家さんにも恵まれ喫茶店での活用も快諾いただけたのだそう。こうして、「モコマルCAFE」はスタートを切ったのだ。

 

③圧倒的”サービス精神”

 

店内はハワイや沖縄をイメージした海っぽい装飾が施されており、外観は爽やかなブルー。大河原さんに強みをお聞きしたところ、サービス精神が止まらないお話を伺えた。

 

「このCAFEでは、メニューに載ってない気まぐれ一品が必ずついてくるんですよ。」

 

モコマルCAFEInstagramを覗いてみると、その様子も見る事ができる。“気まぐれ”という名の通り、ぜんざいやお雑煮、豚汁、かき氷など、日によって様々な一品を提供しているという。

 

「季節に合わせて気まぐれで出したりしますね。何か一品注文を頂ければ何かしら付いてきますよ。これもお客様に喜んでいただきたい一心です。」

 

なんとコーヒーにはおかわりも付くのだという。

 

私自身も他の喫茶店に行った時、一杯では足りない時があるんです。特に女性はお話が好きな人が多いと思うので、お喋りの合間に3杯、4杯くらい飲めたら嬉しいんじゃないかなと思って、おかわり付きにしています。

 

また、子供が大好きだという大河原さんは、お子様・お子様連れのお客様にはとにかく優しくしてしまうのだと教えてくれた。夏にはプールを出したり、夜には花火をしたり、近所のお子さん達が来やすいイベントを開催されている。Instagramでもその様子が投稿され、子どもたちの楽しそうな笑顔が並ぶ。

 

「とにかく子どもには甘いですね。」

 

子供のお話になると一層目元が優しくなる大河原さん。子どもからもらうパワーが何よりの活力になるのだという。

 

そしてもう一つの特徴が、「酸素ボックス」の存在だ。「酸素ボックス」とは、高気圧環境下で高濃度の酸素を吸入できる部屋型の装置で、疲労回復や免疫力向上など様々な効果が期待できるものだ。

 

「元々は自分が体験して気に入った事がきっかけです。基本的には施設に行かないと入れないと知って、じゃあ自分のお店に置いてしまおうと考えました。お客様にも好評で、中は広々としているので、熟睡されてしまうお客様もいらっしゃいます。」

 

喫茶店に「酸素ボックス」。かなり珍しい組み合わせだが、ご自身が実際に体験し健康面での効果も感じているようで、お客様にもおすすめしている。

 

④老若男女問わず訪れてもらいたい

 

モコマルCAFEは、少し奥まった住宅街の中にあることもあり、来店されるお客様はご近所の方々が中心だという。

 

「ありがたい事に、ご近所の方が常連として来てくれていますね。新しいお客様も徐々に増えてきました。もっと幅広い世代の方が訪れる場所にしたいと思っています。

 

若い世代へ向けて、SNSを活用した発信にも力をいれている。

 

Instagramは私がやってます。慣れない操作に毎日必死です(笑)

 

笑顔で話すその姿には、より多くの人にモコマルCAFEの魅力を「届けたい」と願う気持ちがにじんでいた。

 

⑤広さを武器に有効活用

 

今後の展望ややってみたい事を伺ってみた。

 

「外の駐車場のスペースをもっと活用したいと考えています。具体的には決まっていないですが、ここで何かイベントができたらいいなと思ってるんです。」

 

おっしゃられる通り、駐車スペースは非常に広い。アイデア次第では簡易ドッグランや屋外マルシェのような活用もできそうだ。

 

「でも、今のところ、始め方や内容が具体的になっていないことが課題ですね。いろいろな人の協力も得て進めていきたいです。」

 

イベント開催に向けて悩みや困難は多いと話す大河原さんの言葉からは「挑戦したい気持ち」も強く感じられる。現在でもお子様を招いてのプールや花火を行っているモコマルCAFE。きっとみんなが笑顔になれる楽しいイベントを思いついてくれる事だろう。

 

⑥「笑顔」と「人」が元気の源

 

最後に座右の銘に関して伺ってみた。「座右の銘なんてないですよ~」と笑いながらも、大河原さんが大切にしている事を教えてくださった。それは「笑顔」だ。

 

「お客様と喋ったり、子どもたちの笑顔を見たりすると、それだけでストレス発散にもなるし、疲れが吹っ飛ぶんです。」

 

加えて「人との関わり」も大切にしているという。

 

「私は『人は宝』だと心から思っています。喋って笑ってると、それだけで楽しい、そんな存在です。このCAFEを通して、私はお客様から本当に元気をもらっています。お客様に恵まれてるんです。」

 

そんな風に語る姿から、この店が地域の中でどれだけ愛されているかが自然と伝わってきた。ご主人の事業がきっかけで始まったモコマルCAFE。今では大河原さんの笑顔とサービス精神が、この店のになっている。

 

気まぐれ一品、子どもたちへの温かいまなざし、そして酸素ボックスというユニークな取り組み。誰が来ても温かく迎え入れられ、心も身体もほっとできる場所が、ここにはある。

 

「笑顔」と「人は宝」という想いを胸に、今日もモコマルCAFEには、やさしい時間が流れている。毎月の営業日はinstagramにて確認できる。大河原さんのあたたかい人柄にも触れられるモコマルCAFE、ぜひ訪れてみてはいかがだろうか。

 

SNSで記事をシェアしよう

RECOMMEND

記事一覧へ戻る

Instagram